就活を始めた当初は”営業職として稼ぎたい” という思いが強かったのですが、自己分析や業界・業種分析、就活イベントの参加を通じて、”将来性のある業界で手に職をつけたい” という気持ちが強くなりました。
そこから私の長所である「好奇心からくる”なぜ?”を追求する性分」や、大学の履修科目以外で好んで受講した「マーケティング戦略」を学んだ経験も合わせ、表面上だけでなく深部まで分析するマーケティング分野に携わりたいと軸を変えました。そして、就活を通して成長市場であるWEB業界の中でも今後需要が高まるデジタルマーケターという職業を知りました。
専門職は理系ではないと活躍できないのではという心配はありましたが、就職エージェントを通じて学部不問でマーケター職を採用しているグローバルマーケティングに応募しました。
面接や面談を通して、学部を問わず専門性をもってスキルの向上や成長に貪欲であり続けられる環境があることが分かり、また風通しがよく早い段階で多くの案件に携わることができると、入社を決めました。
マーケターとして、各種WEB広告の運用、バナー広告や広告文の作成・クライアントへの報告書の作成など、クライアントが求める結果を出すために配信計画を立てた上で、日々配信・測定・改善といったWEB広告運用のPDCAサイクルを回しています。
具体的な作業は、企画立案・施策実施・効果検証の大きく3つに分けられます。
①企画立案
営業担当がクライアントからヒアリングした施策目標や予算をもとに選定したWEB広告媒体で、リーチ可能な数値のシミュレーションを作成。営業担当がそのシミュレーションをもとに、クライアントにプレゼンを作成・提案します。
②施策実施
提案が通り、クライアントとの契約が成立後に広告運用を開始。クライアントに代わり広告の作成・日々の配信を行います。
③効果検証
クライアントの予算内で目標数値に達するよう、日々の数値を測定しながらも、一定期間が経過したら効果を評価・検証します。同時に、実際に目標としているアクションがクライアント側で発生しているかを営業担当から確認してもらいながら、リアルタイムで収集できるデータを分析(費用対効果に応じた施策の取捨選択・効果の高い施策の内容のや理由の分析など)し、改善を行います。また、隔週や月毎など一定の報告時期に、実装した結果の報告書(所感として実装した結果について分析をまとめる)も作成します。
クライアントの目標数値を達成したときにやりがいを感じます。またCV数など数値の変動をみて、調整や改善施策など実践したことがそのまま数字として可視化できることは、日々のやりがいにもつながっています。
さらにクライアント側だけでなく、ターゲット(受取手)側が広告を通して有益で新しい情報を見たことによって、良い影響が与えられたと感じられたときは、この仕事をしていて良かったなと思います。
説明会で聞いていた働き方とギャップがなく、プライベートも大切にできる環境があるなと思います。上司が残っていても業務が終われば帰ってもいいですし。現在2年目に入り業務にも慣れたことで、優先順位のつけ方が分かり、より働きやすさを感じています。
また、成長できる環境もあるなと思います。上司が一から十まで指示を出すのではなく、やってみて分からないところはしっかりとサポートしてくれるため、「ただ言われたことをやる」ではなくインプットしたことを自分で考え、試行錯誤しながら実践することで、自身の知識にしっかりと落とし込むことができます。厳しさを感じた分、成功体験を重ねることができたと思っています。
逆を言えば、自発的に学ぶ意欲がない人には成長がなかなか難しい環境かもしれません。評価制度で目標数値がしっかりと定められていますが、それ以上の成長は良くも悪くも個人の自由です。だからこそ自ら行動し成長していきたい人は、若手でも成功体験を重ねながら活躍できるチャンスの場がたくさんあると思います。