社会人になったら、若いうちから「市場価値が高い人間になりたい」と思っていました。そして新規店舗のオープニングスタッフから2年間アルバイトをしていた居酒屋のSNS集客を担当する中で、自身の発信一つで売上が上がったり、お店の印象が変わるマーケティングの面白さを知り、興味をもったデジタルマーケティング業界にある上場していたWEBマーケティング会社に入社をしました。
希望の代理店向けコンサルティング営業を行う部署で、大手企業も含め多くの案件を担当させてもらいました。分からない中での忙しさもあり、ハードワークでしたが、成長しているという充足感がありました。1年経験したのち、さらに厳しい環境と成長を、と関西へ異動をしました。
西日本営業所では、WEB広告を中心に直販営業を行っていました。関東と関西のクライアントではマーケティングに対する考え方が異なること、またこれまでの営業手法の違いなど、厳しさを感じながらもこれまでと変わらないハードワークを続けていました。しかし、「成長」という点で以前までの充足感を感じることができず、クライアントワークに疲弊していました。
そして、「市場価値が高い人間になる」ために、この環境が目指している世界ではないかもしれないと退職を決意し、一時はフリーランスとして活動をしていました。
そんな時、前職の先輩だった左子さんとヴィッセル神戸の試合を見に行く機会があったんです。WEBだけでなくマーケティング全般を学ぼうと事業会社への転職も考えていたのですが、左子さんとお話をしてWEB広告で学べることはまだまだあると感じました。そして、独立する方が多いこの業界で、経営者として組織を拡大させている左子さん、また前職で営業トップだった岡田さんの下で学ぶことで、自身がもう一つ成長できるのでは、と入社を決めました。
今は代理店向け営業チームの課長としてメンバーを管理しています。
営業としては、テレビCMや新聞、また看板などセールスプロモーションの領域を中心としている代理店様のクライアントに対し、WEB広告の提案から広告の実装までを支援しています。
代理店営業では、代理店の立場で直接クライアントと対峙する時のコミュニケーションにおいて二手三手先を読む能力が必要だと考えています。そのため、メンバーのマネジメントでも広告成果をぶつぶつと言うことはないですが、コミュニケーションの部分で指導することが多いかもしれません。私がこれまで経験した代理店営業で得意とする、何を相手が求めているのかを意識づけした対応が、メンバーも自然とできるようサポート出来ればと思っているため、毎週月曜日に行う週報の会議以外にも金曜日に定例会議を実施し、数字以外の部分での課題を解決する時間を作っています。
自身が提案したクリエイティブや施策でクライアントの売上が上がっている、認知度調査でポイントが上がっているなど、表向きの数値ではなく、クライアント企業が良くなっていることにやりがいを感じます。
もちろん、売上が上がらないなど良いことばかりではないですが、次にどうしたら上手くいくのか、順序立てて改善策を考えることが好きなので、この職が向いているなと思います。これに関連して、課長としてメンバー自身が考え判断した施策で成功体験を重ねていって欲しいと考えています。
そのため、施策が合っているかが不安で最終判断に迷う場面が多くありますが、「自分が思う通りにやってごらん」と伝え、メンバーには少しでも判断スピードを上げ、仕事のキャパシティを広げていってもらいたいと思っています。
働きやすさでは当社を経験すると他に転職できないのでは、と本当に思います。
定時になっても上司が仕事をしていると帰りづらいという空気はないですし、実際に離職率も低いなと。やるときはやるというメリハリをもって仕事ができる雰囲気もあり、私自身もプライベートの時間がとても増えました。
その分、数字目標は厳しいところがあるかもしれません。ただ仕事面ではまじめな方が多く、自由で働きやすい以上課せられている目標を達成するという意識を持っている方が働いているため、執務室もわりと静かで、メリハリをつけて業務に取り組める環境があるなと思います。